2021年総選挙:野党に取り憑いたジェンダー差別主義者

2021年11月4日

ツイフェミ ミサンドリー 差別 人権 男性差別

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2021年10月の総選挙では、一部野党が「ジェンダー平等」を重点政策として掲げた。

しかし有権者の側は、もっと具体的な暮らしの問題を重視し、「ジェンダー平等」という抽象的な主張は有権者の中で浮いていたとされる。

ある出口調査によると、ジェンダー平等を重視したという回答はごく少数だったとのこと。

もちろん「ジェンダー平等」自体は、正しく扱えば理念としては重要ではある。

しかし一部「フェミニスト」を自称する人たちが「男性はいついかなる時も加害属性がある。差別者だ」「女性をちやほやしろ」的なおかしなことを主張し、従わない相手には何をしてもいいとばかりの暴力的な言動を繰り返し、別に女性差別的な言動をおこなっているわけではない、むしろジェンダー感覚が現代的な男性を標的にして男性差別している。

その主張を野党関係者にも侵食させ、野党がおかしな主張に引きずられたことで、それぞれの暮らしの課題から浮く形でおかしな「フェミニズム」、男性には何をしてもいいとばかりの恫喝的なものが主張されてしまい、また日常生活の課題などどうでもいいから「『フェミニスト』好みの『フェミニズム』を自称するもの」だけを訴えろとばかりに主張が上滑りし、主張がおかしくなったきらいがある。

「フェミニスト」の異常な要求


そもそもジェンダーの問題については、人権思想の中で総合的に扱うものである。今どき、あからさまな女性差別をするようなのってほぼ絶滅種となっている。

制度的には男女平等・ジェンダー平等がほぼ実現している。

もっとも、古い時代の残滓による後遺症や、その後遺症に基づいた一部の混乱というのはないわけではない。とはいえども、差別が相変わらずひどく固定化されているという状態ではなく、古い時代の後遺症・混乱の後片付けをすれば克服の道筋が見えているという段階まで進んでいる。

しかし前時代的な時代体制にどっぷりと浸かり、「女であること」そのもので「弱者・被差別者」としてちやほやされることで利権を得てきたものが、自分たちの利権を手放したくないという恐怖から「フェミニスト」を自称するようになっている。

このようなものは、本来のフェミニズムの概念とは相反するし、フェミニズムでいう「バックラッシュ」に相当するものではある。しかし自称「フェミニスト」が、前時代の価値観を「フェミニズム」として正当化する「乗っ取り」をおこなっているのが、今の日本のフェミニズム・ジェンダーをめぐる状況となってしまっている。

むしろ「フェミニスト」を自称する者が、男性差別・男性へのジェンダー的な偏見を持ち込み固定化している形になっている。

女性は楽でおいしいポジションについて当然。それに伴う責任は取らない。一方で男性だからというだけで、危険なこと・怖い思いなどは女性の身代わりで面倒ごとの矢面に立たせて実務を押しつけたり責任を取らせる・用心棒扱いでの振る舞いを強要するなど、「男性らしいこと」を押しつけて当然。

保育士や看護師など従来女性が多かった分野に進出するような男性には偏見の目を向ける。保育士だと、男性保育士はすべて性犯罪者かのような偏見を向けたり、用務員や警備員的な「女性にとって男性的とみなす」ような仕事の押しつけや、体を使った遊び・「たいそうのおにいさん」的な役割だけ押しつけ、女性保育士と対等な立場で仕事をさせないとばかりに制限するなど。

そういった一方的な古いジェンダー押しつけに従わない「もの言う男性」には「女性差別」「マンスプレイニング」「シーライオニング」呼ばわりで攻撃し、男性がものを言うことそれ自体に敵意を向けて社会的抹殺を図ることで、口をふさごうとする。

自分にとって不都合な男性には、存在自体が「キモい」などと難癖を付け、サンドバッグにしてもいい。相手からは絶対に反撃されない、万が一反撃されても「女性差別だ」と言いがかりを付ければ有利にできる。

そんなのが「フェミニスト」を自称している。

そういう「フェミニスト」の振る舞いこそが、男性というだけで低く扱われ一方的な負担を押しつけられるジェンダー不平等を固定化し、男性差別の要因となっている。

しかも「フェミニスト」、実態はミサンドリストは、性別による不平等や差別を肯定している。自分が「強い男性に守られたい」という欲望をむき出しにしているから、結局はそういう自身の欲望にとっては都合が悪い、何の権力も権限も持っていない「弱い男性」をサンドバッグにするだけになっている。傷口を広げ、さらに「弱い者いじめ」になっている。

総選挙での「フェミニスト」の野党妨害

「フェミニスト」に取り憑かれた野党はどうなったか。

選挙で思い通りの結果が出なかったという羽目に陥っただけでなく、さらにそのことで「フェミニスト」からは「女性差別だ」と因縁を付けられる羽目になった。

東京ブロックで共産党から比例3位の順位で出馬したのは、池内さおり氏という女性候補者(元職)だった。その候補者は人権問題に特に力を入れている。

その候補者に数々の自称「フェミニスト」、実体は「男性にはどんな横暴な行為をしてもいい」とばかりにいじめ同然の攻撃を加えるミサンドリスト・男性差別主義者が取り憑き、候補者の応援などをおこなった。

何人かの有名なミサンドリストが取り憑いたが、特にNとかいうとりわけひどいミサンドリストが取り憑き、複数回の応援演説をおこなっていた。このミサンドリストは、過去にも学生時代のいじめが取り沙汰されたり、男性差別発言を繰り返すなど、素行が悪い輩である。

このミサンドリスト、気に入らない男性にはあたり構わず「キモいおじさん」とヘイトする問題を起こしている常習者。自分が「キモいおばさん」「キモいクソアマ」といわれても仕方がない言動を繰り返していることを棚に上げてよく言うよと思うが、他人を一方的に攻撃しても自分は許されるという異常な幼児的万能性である。

このミサンドリストは、応援演説に伴う候補者応援のビラ配りに参加した際も、通行人の男性や候補者の宣伝に参加した男性を、男性というだけで「キモい」などと平気で中傷していた。

結局当該候補者は選挙区で落選し、共産党の比例での票数も伸びず比例復活もかなわなかった。Nだけでなく、ほかにも有名な数々のミサンドリストの応援が逆効果に響いたとも思われる。他人の悪口や攻撃能力だけは人一倍天才的な「キモい」無能女が軍師気取りで、自分にとって気にくわない同じ陣営の支援者すら「キモい」呼ばわりでは、一般の人の支援を失うのも仕方がない。

当該候補者の落選をみたNは、今度は共産党が「女性差別をした」と難癖を付けた。

比例東京ブロックでは名簿1位・2位に掲載されて当選した候補者が男性だったことで、この女性候補が3位だったのは「女性の下働きで『おっさん』を当選させた女性差別」「共産党も男社会・おっさん社会、女性蔑視」かのような一方的な因縁を付けたというもの。

こんなもの、あからさまな難癖である。

共産党の東京ブロックの比例代表3位という順位は、全くの当選圏外ではない。「頑張れば押し上げられる水準」とみられていたものであり、また共産党も比例東京ブロックでは「3議席獲得」を目標としていた。しかも当該候補者は初出馬の頃からからずっと「比例3位」扱いとなっている。

また共産党の比例候補の順位は、本来は全員通したい、少なくとも当選圏内に入りうる重点候補を全員通したいとはいえども、それぞれの議員・候補者の多彩な得意分野や、議員団としての組織運営や経験の継承などを踏まえて決めているものだともうかがわれる。

たまたま当該ブロックで1位・2位に位置づけられた候補者は、ベテランや議員団内の要職にいたというだけ。その人たちがたまたま男性だったというだけ。当該女性候補は、当選圏内に届きうる3位だったから、別に「格下」だとか「政党活動の下支え目的で、自身の当選度外視で出た候補者」ではないし、ましてや「女性」だから順位を下げられたわけでもなかろう。

また共産党では別地域で、比例候補の東北ブロック、東海ブロック、四国ブロックでは、女性の候補者が比例1位の重点候補になっていた。東北ブロックでは比例候補全員が女性だった。

これらのことからも、当該ミサンドリストの言い分は、全くの言いがかりというべきものである。東京ブロックで比例1位・2位に搭載されて当選した共産党議員に対しても、またほかの地域の共産党女性議員・候補者に対しても、中傷しているとしか思えない。

共産党にとっては、このミサンドリストは疫病神の役割しか果たしていない。

当該ミサンドリストはほかにも、野党系無所属候補の米山隆一氏(小選挙区当選)を「パパ活買春オヤジ」などとツイッターで中傷したが、その候補から直々にツイッターで返り討ちにされている。

さらには、ミサンドリストは、米山氏誹謗の文脈で、米山氏の妻でもある作家・室井佑月氏を「性欲処理機」呼ばわりして中傷したことで、 室井氏からも直々にツイッターで反撃されている。

こんなミサンドリストに取り憑かれ、都合が悪くなるとサンドバッグにされるなど、「野党候補者やその関係者、政党関係者など"中の人"は気の毒」としかいいようがないし、野党に一定の期待を寄せる一有権者としても許せない。

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