「フェミニスト」を自称する人が古いジェンダーロールを主張するカオス

2020年2月17日

ジェンダーハラスメント ツイフェミ フェミニズム 男性差別

t f B! P L
JAがミカンの宣伝にアニメキャラクターを起用した。





このことについて、自称「フェミニスト」、似非フェミニスト、いわゆる「ツイフェミミサンドリー」が噴き上がって難癖を付けている。

女の子のイラストは性的だとか、過去にも繰り返された同様の難癖でうんざり。

そして「フェミニズム研究者」として知られる学者からは、以下のような驚き発言。



家族向け、食料品の買い物するお母さん向けに考えないのはなぜ?オタクがミカン箱買いするとでも?」・・・?????

なにこれ?

こういう決めつけこそが、ジェンダー規範の押しつけであり、「オタク」蔑視ではないのか。

かねてから自称「フェミニスト」の中には、家事をそつなくこなす男性に対して「自分よりできるのが気にくわない」とばかりに迫害する、かねてから女性が多い分野(保育・看護など)に進出する男性を迫害する、男性が理不尽な目に遭わされて苦情を出すと「男のくせに黙れ」的な対応をとる――などの気持ち悪い傾向を感じ、強い疑問を感じてきた。いやはや、なんとまあ。その気持ち悪さの背景の一つがみえてきたような気がする。

自称「フェミニスト」が「オタク」といわれる階層に冷酷、というか迫害してもいいとばかりの横暴な振る舞いをしているのは、今に始まったことではない。自称「フェミニスト」の「オタク」蔑視理由が透けてみえるような気がした。

結局、自称「フェミニスト」は、「男性は強くあるべき、女性を守るべき」「女性が家事を担うべき」などの古いジェンダーロール・ジェンダー規範を温存した上で、それを「自分は女性というだけで無条件にちやほやされて当然。弱者扱いされて当然」「男性は用心棒兼ATM兼雑用係兼サンドバッグ」「自分たちに従わないものは差別主義者」と都合良く言い換える手段にしているだけなのか。

そして古いジェンダー規範から外れたり、そういった古い規範に無関心の傾向がある「オタク」が、自分のアイデンティティを脅かすものとして映るのか。

思想や主義主張は内心の自由だとはいえども、こういう時代錯誤のことを周囲に強制し、従わない者は迫害するという差別的な思考・振る舞いは、 いかがなものなのか。

差別思想や時代錯誤の思想そのものを取り締まることは絶対にいけない、表現の自由・言論の自由は最大限尊重されるべきとはいえども、そのことによって他者の人権を迫害・制限するという実害が出ているのならば批判されてしかるべき。時代を逆行させるようなことはおかしい。

このようなものが「フェミニズム」「ジェンダー平等」だとは思われたくない。

このような発言に対しては、本来の意味でのフェミニズムの立場に立つ人からも含めて、厳しい批判が出ている。





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