嫌がらせ目的の「送信防止措置」

2018年5月13日

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別の場所で管理しているサイト。突然、送信防止措置なるものがプロバイダからやってきた。
 


ある人物から送信防止措置が来ているが、同意するかどうかの問い合わせ。

対象になっていたのは何年も前のエントリ。書いていたことを自分でもすっかり忘れていた。

当方の関係の業界で、ある人物が職務上の権限を悪用して人権侵害・犯罪行為をおこなったニュースで、そのニュース記事を引用したブログ記事を書いたもの。

業界関係の人間として、こんな事件があったと紹介し、このような事件は一般的にどう対応すべきかという一般的な話を書いただけにすぎず、関係した人物個人への個人攻撃などは最初からしていない。

加害者本人を名乗り、「事件は冤罪で事実無根」「元のニュース記事は消されたのにいつまでも残っているのは人権侵害」「事件報道のせいで、転職の際に失敗したことがある。今でも事件のことを知られないかと精神的苦痛を受けている」

正直、そんなの知ったことか、自分のしたことを棚に上げて被害者面など、「盗っ人猛々しい」という典型例、図々しいとしか。

こんな脅迫文同然を送りつけられたこっちもたいがい精神的苦痛だし、お前から人権侵害・ハラスメントを受けた被害者の方がもっと精神的苦痛の度合いが高いだろうがと。

とりあえずググって出てきた当時の報道記事を添付し、

  • 「報道の内容から、事件は事実である。少なくとも当方が事実だと強く確信する根拠はある」
  • 「公的な権限を不当に悪用して起こした犯罪行為であり、公益がある」
  • 「あくまでも、事件そのものの経過を紹介し問題点を検討しただけで、当該者個人への名誉毀損やプライバシーなどには触れていない」
  • 「報道内容が気に入らないというのなら、元ネタの報道にいえば良い。当方にいっても対応不能」
  • 「事件が事実無根という根拠は全く示されていない。当ブログの内容が気に入らないという私的な感情で嫌がらせをしていると判断せざるを得ない」
  • 「相手の行為こそが、当方に対する事実無根の誹謗中傷。こちらがまるで犯罪者呼ばわりされて精神的苦痛を受けている」
 として、削除には同意しないと返しておいた。

本来ならば、他の多数の資料を調べてこちらの主張の正当性をより緻密に証明したうえで、相手が言いがかりをつけてきた部分に補強する形で加筆して、相手の不当な言いがかりへの反論とするのが筋ではある。

以前にも別の××からも同じような嫌がらせをされたが、そのときは関係資料がすぐに入手できたこともあり、そういう方法で撃退した。

しかし今回は、こちらとしても手元には数年前の新聞記事くらいしかない。それ以上の内容は少し調べれば見つけ出せるのだろうが、そのための調査と反論の時間が取れそうにない。

あくまでも「報道の範囲でも事実関係は明らかだが、事実関係をより詳細に調べて補強し、相手がおかしな言いがかりをつけられなくなるほどに緻密な証拠を調べることで、答えとしたい。しかし調べ上げるまでには時間がかかる見込みだから、それまでの保留」という扱いで、一時的に非公開とする――という判断も同時に通知した。

「そもそも言論には言論で対応すべき。気に入らないから消させるなど問題外。今は体制が整わないだけで、相手側が当方のブログを妨害した行為を許しているわけではない」ということを強調しておいた。

被害者やサイト運営者の人権は?


気になって調べてみると、事件を起こして報道された者が、事件ニュースの記事を引用したエントリを書いたサイトに逆上して、脅しをかけることは、普通におこなわれているらしい。

単にニュースを引用したり、ニュースから読み取れる内容の感想を書いただけで、事件そのものは批判しても加害者個人を人格攻撃しているわけではないのに、加害者への人格攻撃だ人権侵害だと一面的にすり替える。

しかも、有罪だったり、有罪一歩手前の状態で裁判の加減で辛うじて逃れたとか、そんなやつほど、必死になって消したがる様子。

 そういうのを支援しようという弁護士や、裁判の判例もあるようす。

 犯罪者の人権ばかりいって、その犯罪者から被害に遭った被害者の人権や、ニュースに関して意見を論評する言論の自由などが軽んじられるというのも、おかしなこと。

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