中傷容疑で小学校講師書類送検 容疑者の実家と名指し
札幌市で起きた女性２人殺傷事件の容疑者の実家が北海道江別市の不動産会社だと、インターネット上に虚偽の書き込みをし、会社の信用を傷つけたとして、江別署は１３日、信用毀損の疑いで静岡県富士市の市立小学校勤務の黒萩潤哉講師（３４）を書類送検した。
事件では昨年８月に札幌市中央区で女性２人を車ではね、殺害するなどしたとして、殺人と強姦致死などの罪で外山硬基被告（２４）が起訴された。
黒萩講師の送検容疑は逮捕直後の昨年８月、ブログに江別市の「外山不動産」が容疑者の実家だと書き込み、同社の信用を損ねた疑い。
書き込み以降、中傷の電話が相次ぎ、同社が先月、江別署に告訴した。
2011/01/13 20:16 【共同通信】
何の裏付けもないにもかかわらず虚偽の書き込みをおこなうなど、きわめて悪質な行為であり、しかるべき措置がとられるべきではないか。
別の報道では、当該人物はこのような行為をおこなった動機について「ブログでアフィリエイトをしていて、アクセスアップにつなげたかった」などとしたこと。
この人物は１人で１０００個近くのブログを運営し、アフィリエイトで月１０万円以上稼いでいたとも報じられている。自分で文章を考えて記述する通常のブログでは１０００個どころか２桁のブログも管理しきれないだろうし、スプログの自動生成ツールでも使ってたのだろうかという、事件の本質とは関係ないことも気になってしまった。