フェミニズムを自称するヤカラの中には、結局は古いジェンダー観にとらわれ固定化することを狙っているのではないか、と思われるのも多い。

 「ツイフェミ」などといわれるものがネット上で身勝手な言い分を垂れ流しているのを見かけると、嫌な気持ちになる。

学生時代に受けた嫌がらせ

ふと思い出した。学生時代の家庭科教師のことを。

その教師も普段は「フェミニズム」気取りで振る舞っていたが、実際は性差別主義者だとしか思えない振る舞いを繰り返していた「陰湿なオバハン」だった。

男には家事はできないと決めつけ、家事に参画する男を見下すような言動を繰り返して授業を進めていた。

男子生徒を異様なまでに目の敵にし、家では普通に家の手伝いなどをこなす・家庭科の課題も普通にこなすなど進歩的な思想の持ち主とみられる男子生徒には、男のくせに女よりもできるのがけしからんとばかりに異様に敵意を向けていた。

あるとき、その家庭科教師は、「○組の高嶋(仮名)なる男子生徒が調理実習の時に、米をとぐときに洗剤を入れようとした」と笑い話にした。

その高嶋なる人物はとんでもない馬鹿で、粗暴なキチガイで、成績も悪く、すぐに発狂して暴言を吐く・威圧的な言動をとるなどして暴れるなど、学年一のDQN・人間のクズ・鼻つまみ者・低能として嫌われ者で有名だったやつ。あれほどの底抜けの馬鹿・異常者・低劣な手合いは見たことがない。それほどとんでもないやつだった。

「フェミニスト」が「男には家事ができない」と見下して差別する男性差別の手段として、また今どきの若者はといいたいだけの家政系の老害のネタとして、真偽のわからない「米に洗剤」ネタはよくある。

高嶋なるバカ・異常者個人ならやりかねない。しかしそんなものは、仮にそう疑っても、真偽は知らないし、知ってもしょうがない。そんなバカ・キチガイの存在や、そのキチガイが何をしたかなどどうでもいい。

しかし家庭科教師が次に発した言葉には耳を疑った。

「男なんてみんな高嶋みたいなレベルだ。男には家事はできない」。

クラス中がざわめいた――そいつの特殊事情を普遍化して男性差別するな、と。「あんなバカ・キチガイと一緒にするな」という声も聞こえた。

別の時間には、家事などを普通にこなすし、家庭科の実習課題も普通にこなすが、その教師からは敵意を向けられていた男子生徒に対して「親の顔が見たい」的な暴言まで吐いていた。これはさすがに被害に遭った生徒が猛抗議し、その事件以降はその生徒に公然と暴言を吐くなどのいじめは表向きは沈静化したが、わざと成績を下げるなどの見えにくい嫌がらせをしていた様子。

このようなひどい性差別主義者の教師の授業を受けさせられて苦痛だったことを思い出した。

思い返せばこの家庭科教師の存在が、ジェンダー平等を否定して古い価値観を押しつける自称「フェミニズム」・似非「フェミニズム」に強い嫌悪感を感じるようになったきっかけだったのかも。

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